公益財団法人しまね文化振興財団

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導入概要

導入機種
YVC-1000/2台
導入時期
2021年5月
使用Web会議アプリケーション
Cisco Webex/Microsoft Teams/Zoom 等
基本構成・使用環境
大会議室(180名収容)~10名収容の会議室まで、利用の都度貸し出し。

ヤマハ製品導入の背景、検討の背景

当館は、約1500名収容可能な大ホール、約550名収容可能な中ホール、その他20の会議室(多目的ホール、展示ホール、大会議室など含む)を持つ、多目的施設です。昨年2月ごろから新型コロナウイルス感染症が拡大する中、会議室でのWeb会議を希望される方が増加しました。

利用者からは、会場から出ている音声をパソコンへ接続する操作、またWeb会議ソフトからの音声出力への対応などのご要望が多く寄せられており、既存の設備のみでは、サービスを提供することに限界がありました。そのため、操作が簡単でかつ大人数でのWeb会議にも対応するスピーカーフォンを探していました。選定するにあたり、さまざまなメーカーのスピーカーフォンを検討しましたが、当館の条件である、「空間の広い施設でも利用できる仕様」の物が少ない中、YVC-1000が中規模に対応していることを知り、2021年の5月に2台導入しました。

ヤマハ製品をお選びいただいた理由、選定ポイント

導入にあたり、大会議室(180名収容)を利用してデモ機を用いた接続テストを行いました。実際の利用では、Web会議ソフトを利用して他の会場とつなぐ討論形式の利用も想定されるため、複数のマイクを当館の音響機器に接続・調整して、音声出力を接続。他会場からWeb会議ソフトを介してパソコンから出力される音声出力から音響機器に接続した場合の、ハウリング制御や音質の確認を行いました。

また、利用者はそれぞれ異なるWeb会議ソフトを使用されるため、ソフトごとの接続方法なども確認しました。さらに、簡単に操作・接続できるか、音響機器のない会議室でも、参加者がスピーカーから音声を聞き取れるかなど、デモ機借用期間に製品性能を検証し、高音質・扱いやすさからYVC-1000の導入を決定。ずっしりと存在感のあるスピーカーフォンから出てくる音は、低音部分もしっかりしており、Bluetoothでつないで確認したBGMの再現性も高く、Web会議で重要な音質も十分に確保されていることが決め手となりました。

導入後の効果・成果

導入後の効果・成果

機器の取扱説明書に慣れない職員もいることから、自社で簡単な接続図と機器の操作方法の順番がわかる資料を作成したこともあってか、当初は不慣れだった職員もすぐに慣れ、YVC-1000とパソコンのみで接続する場合には、機器の貸し出しと利用者への説明のみで、誰でも接続できるようになりました。既存の音響機器とパソコンの接続をYVC-1000のみで完結できるので、利用者には好評です。

また、これまで円卓・ロの字型の配置となっている会議室では、1人ずつマイクをセッティングしなければなりませんでしたが、拡張マイクを同タイミングで導入したことで、YVC-1000本体を中央に配置し、拡張マイクを両端に振り分けられるようになり、全体の収音も可能となりました。

接続イメージ図

接続イメージ図

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(2022年02月07日 掲載)


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