PJP-100H ファームウェア (Ver.2.06)

Version 2.06 (更新日:2008/08/19)

通話時の音質を改善しました

マイクモードの「ゾーン」が「ゾーン(近)」になり新たに「ゾーン(遠)」が追加されました。
マイクモードの「ゾーン(近)」はこれまでの「ゾーン」と全く同様で収音位置の選択が可能です。「ゾーン(遠)」は、より広範囲の収音を可能としますが「ゾーン(近)」のように収音位置は選択できません。

Version 2.04 (更新日:2008/02/12)

Ver.1.41からの機能追加内容(詳しくは「仕様変更のご案内」をご覧ください)

注意:PJP会議招集アプリケーションをお使いの方は、最新バージョンをダウンロードしてアップデートしてください。旧バージョンのアプリケーションはver.2以上のファームウェアに対応していないため、ご使用できません。

・音声のコーデック方式にG.729aが追加されました。
・RTPパケット送出間隔がWeb設定ページのCODECから設定できるようになりました。

G.711拡張     ◎20ms / 40ms
G.711 ◎20ms / 40ms
G.726-32 ◎20ms / 40ms
G.729 10ms / 20ms / ◎40ms / 60

     ◎: デフォルト値

・QoSに対応しました。
    ・ToS, CoSを使用する、使用しないの設定がWeb設定ページからできるようになりました。
・SIPアドレスに#、*が使えるようになりました。
・SIPの登録有効期限・セッションの有効期限の設定がWeb設定ページからできるようになりました。
・「出荷状態に戻す」を実行した場合、「設定の保存と変更」で保存していた内容も消去されるようになりました。
・UNIVERGE SV7000対応版として、提供していたファームウェアver.1.42の機能を取り込み、SV7000と連携して使用できるようになりました。

[UNIVERGE SV7000でのご使用上の注意]
※SV7000の設定項目「端末種別」にはPJPを「TYPE1:標準SIP端末」として登録してください。
※SV7000連携したPJPは、PJPの持つ多地点接続機能は使用することはできません。
※多地点接続の際にはSV7000のVS-32が必要となります。
※PJPには保留・転送機能はありません。(他の端末から保留・転送を受けることは可能です。)
※SV7000と連携しているPJPと、連携していないPJP間では、PJPのIP通話機能を利用した通話をすることはできません。

Version 1.41 (更新日:2007/09/12)

中国語メニューの追加(機能追加)
中国語メニューが追加されました。

設定の保存機能が追加されました。(機能追加)
設定を3つまで保存できるようにしました。使用場所によって環境が大幅に変わる場合など、適切な設定をすぐ呼び出せるようになります。

パスワードによる設定の保護機能が変更されました(仕様変更)
仕様の変更に伴い「Web設定ページ」だけでなく、本体キーによる設定もパスワードで保護できるようになりました。

Version 1.33 (更新日:2007/03/12)

IP通信時にPB(プッシュボタン)ダイヤル機能を使用できるようになりました。(機能追加)
音声自動応答サービスなどに対して、PBダイヤル(DTMF信号)で操作が可能になりました。

Version 1.29 (更新日:2006/11/22)

マイクミュート時のマイクインジケーター動作の変更(仕様変更)
マイクミュート時の視認性向上のため、ミュート時にマイクインジケーターのLED(青色)が点滅するようになりました。
従来はミュート時にはマイクインジケーターのLED(青色)は消灯していました。

音声CodecにG.726-32を新たに搭載(機能追加)
G.726-32
2拠点間通話:上り下りそれぞれ60kbit/s

音声Codecから“自動”を削除(仕様変更)
G.726-32を新たに搭載したのにともない、Codecメニューから“自動”を削除し、動作も変更しました。
Codecは互いに選択したCodecによりセッション開始時に自動的に決定されます。

無音圧縮機能(機能追加)
無音状態が5秒間続くと、パケット送出を停止させます。
これにより多地点通話時のネットワークへの負荷を軽減できます。

「音量微調整」機能(機能追加)
PJP-100Hのマイク収音レベルを調整できるようになりました。
オーディオ接続時の入出力レベルを調整できるようになりました。

連結接続機能の変更(機能追加)
連結機能を強化してプロジェクトフォンを4台まで連結接続できるようにしました。
それに伴い連結接続時のメニュー名称が変更になりました。

言語設定メニュー(機能追加)
メニュー表示を英語に切替えできるようになりました。

タイムゾーン/サマータイム設定メニュ(機能追加)
SNTPサーバー使用時に“タイムゾーン”“サマータイム”を設定できるようになりました。

Version 1.17 (更新日:2006/07/13)

ダブルトーク改善(音質改善)
ダブルトーク(双方向同時会話)の性能が向上します。

イコライザ特性改善(音質改善)
スピーカー再生音の周波数特性を変更して、より聞きやすい音になります。

ルームサイズの設定内容が変わります(仕様変更)
・初期設定が「大」になります。
・「中」「小」とルームサイズを小さくするごとにエコーキャンセラーの処理能力をあげることが出来ます。ただエコーキャンセラーの処理能力を上げるとダブルトークの性能が低下しますのでご注意ください。
(注:相手方にエコーが発生した際に自機のルームサイズを変更して、相手方のエコーを抑える機能です。自機側でエコーが起こったら相手側のルームサイズを調整してもらってください。)

カメラ追尾設定(機能追加)
カメラ追尾設定機能を追加しました。詳しくは取扱説明書別紙「カメラをコントロールする」をご参照ください。

連結機能(機能追加)
PJP-100をオーディオケーブルで接続してより多人数での会議にご使用していただけます。

スタンバイモード(機能追加)
切断ボタン長押しでスタンバイモードに移行します。
LCDに「スタンバイ」と表示されその他のインジケーターは全て消灯されます。

「待機モード」→「バックライトオフ」に名称変更(仕様変更)
・上記「スタンバイモード」が追加されたため、省電力モードへの移行時間を設定する「待機モード」との違いがわかりにくくなりました。
・わかりにくさを解消するために、これまで「待機モード」として表示されていた設定項目が「バックライトオフ」という名称に変わります。機能の内容は変更ありません。

関連ダウンロード

こちらも併せてダウンロードすることをお勧めいたします。

ライセンス合意とファイルのダウンロード

ソフトウェアのご使用条件

ヤマハ音声コミュニケーション機器ソフトウェア使用許諾規約(以下「本規約」といいます)は、お客様とヤマハ株式会社(以下「ヤマハ」といいます)との間で、ヤマハが提供する音声コミュニケーション機器に関するソフトウェアのご使用およびお客様へのアフターサービスに関して定めるものです。

お客様は、本規約の定めを遵守して、本ソフトウェアを使用するものとします。
ご使用される前に、以下の本規約の内容を必ずお読み下さい。
お客様が本ソフトウェアを使用可能な状態にされた(規約の同意ボタンをクリック、ダウンロード、インストールその他の行為を含むもののこれに限定されない)時点で、本規約にご同意いただいたものとみなします。

第1条(使用許諾)
(1) ヤマハは、お客様に対し、ヤマハが提供し、お客様が購入された音声コミュニケーション機器(以下「本製品」)に関する本ソフトウェアを構成するプログラム、データファイルおよび、今後お客様に一定の条件付きで配布され得るそれらのバージョンアッププログラム、データファイル(以下「本ソフトウェア」といいます)を、お客様ご自身が所有または管理するコンピュータ、スマートフォン、または電子機器においてのみ使用する権利を許諾します。
(2) お客様は、本規約に明示的に定められる場合を除き、本ソフトウェアを、再使用許諾、販売、転売、頒布、賃貸、リース、貸与もしくは譲渡し、特定もしくは不特定多数の者によるアクセスが可能なウェブサイトもしくはサーバーなどにアップロードし、または、複製、翻訳、翻案もしくは他のプログラム言語に書き換えてはなりません。お客様はまた、本ソフトウェアの全部または一部を修正、改変、逆アセンブル、逆コンパイル、その他リバース・エンジニアリングなどしてはならず、また第三者にこのような行為をさせてはなりません。
(3) お客様は、本ソフトウェアに含まれるヤマハの著作権表示を変更、除去、または削除してはなりません。
(4) 本規約に明示的に定める場合を除き、ヤマハは、本ソフトウェアに関するヤマハの知的財産権のいかなる権利もお客様に付与または許諾するものではありません。

第2条(権利の帰属)
(1) 本ソフトウェアは、著作権法その他の法律により保護され、本ソフトウェアにかかる知的財産権は、全てヤマハに帰属するものとします。
(2) お客様は、ヤマハが、本規約に基づきまたはその他の手段により本ソフトウェアにかかる知的財産権をお客様に譲渡するものではありません。

第3条(有効期間)
(1) 本規約は、お客様が本ソフトウェアを使用可能な状態にされた(規約の同意ボタンをクリック、ダウンロード、インストールその他の行為を含むもののこれに限定されない)時点で発効し、本条第2項または第3項により終了されるまで有効に存続します。
(2) お客様は、コンピュータ、スマートフォンまたは電子機器にダウンロードまたはインストール済みのすべての本ソフトウェアを消去することにより、本ソフトウェアの使用を終了することができます。
(3) お客様が本規約のいずれかの条項に違反した場合、ヤマハは、お客様との本規約を直ちに終了することができます。
(4) お客様は、本条第(3)項 による本規約の終了後直ちに、ダウンロードまたはインストール済みのすべての本ソフトウェアの使用を中止し、消去するものとします。

第4条(保証の否定)
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(2) 本条項の規定は、制定法、慣習法、慣習、取引の慣習、取引の過程、およびその他によって黙示的に定義されている全ての保証、条件、条項、約束、責任に代わるものであり、法が許す最大限の範囲内において、それら全ては本規約上において除外されるものとします。

第5条(責任の制限)
(1) ヤマハは、本ソフトウェアの使用または使用不能から生じるいかなる損害(逸失利益およびその他の派生的または付随的な損害を含むがこれらに限定されない)について、ヤマハに故意、重過失または法令上免責が認められない場合を除き、一切責任を負わないものとします。たとえ、ヤマハがかかる損害の可能性について知らされていた場合でも同様とします。なお、お客様に補償を行う場合、ヤマハの故意又は重過失を除き、本製品の対価を上限とします。
(2) ヤマハは、本ソフトウェアの使用に起因または関連してお客様と第三者との間に生じるいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。

第6条(第三者のソフトウェア)
(1) ヤマハは、本ソフトウェアとともに、第三者のプログラム、データファイルおよびそれに関するドキュメンテーション(以下「第三者ソフトウェア」といいます)を、提供する場合があります。
別の規定に従い取り扱われるべき旨の記載が、本ソフトウェア付随のマニュアルに記載されている場合には、本規定に定めた使用条件にかかわらず、第三者ソフトウェアが定める規定に従い取り扱われるものとし、ヤマハによるアフターサービスおよび保証などについては、以下の各号の規定が適用されるものとします。
1.ヤマハは、第三者ソフトウェアに関しての操作方法、瑕疵その他に関してアフターサービスを提供するものではありません。
2.ヤマハは、第三者ソフトウェアの商品性、および特定目的に対する適合性の保証その他一切の保証を、明示であると黙示であるとを問わず、一切いたしません。
3.第三者ソフトウェアの使用もしくは機能から生じるすべての危険は、お客様が負担しなければなりません。
(2)ヤマハは、第三者ソフ卜ウェアの使用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、ヤマハに故意、重過失または法令上免責が認められない場合を除き、一切責任を負わないものとします。たとえ、ヤマハがかかる損害の可能性について知らされていた場合でも同様とします。なお、ヤマハの故意又は重過失を除き、お客様に補償を行う場合、本製品の対価を上限とします。

第7条(分離可能性)
本規約のいかなる条項が無効となった場合でも、本規約のそれ以外の部分は効力を有するものとします。

第8条(準拠法)
本規約は、日本法の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。

第9条(合意管轄)
本規約に関連して、万一お客様とヤマハとの間で紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第10条(規約の変更)
(1) ヤマハは、民法第548条の4の規定により本規約の変更をすることができます。
(2) ヤマハは、本規約を変更する場合、変更の内容および効力発生時期を明示し、その効力発生日の相当期間前までに、ヤマハホームページサイトにて周知するものとします。
(3) 第1項による規約の変更に同意しないお客様は、ヤマハの定める方法に従い、効力発生日までに本規約を解除することができるものとします。

附則
制定日:2022年 12月 1日

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