USBスピーカーフォン
6~10人程度の中規模Web会議に最適
話者に負担の少ない高性能マイクと高音質スピーカーで快適な遠隔コミュニケーションが可能。
Revolabs(レボラブズ)は、2005年にBoston郊外で設立された業務用音響機器メーカーです。社員は約100名、そのうちの4割が技術者で自社で商品を企画・開発しています。無線技術と音声信号処理技術を得意としており、会議向けの多チャンネルワイヤレスマイクや電話会議端末、最近ではUnified Communication用のUSBマイクスピーカーをRevolabs商品としてグローバルに販売しています。企業スローガンは「Hear every word」、つまり一言も聴きもらさない理想の音響機器を目指しています。
2014年3月にヤマハ株式会社の完全子会社となりました。私自身は2014年9月より渡米、Revolabsに在籍しています。ヤマハとのシナジー効果を出すために、営業・開発の両面から様々な仕掛けを試みています。
Revolabs 副社長 江本氏
ワイヤレスマイク技術でビジネス拡大したRevolabsですが、近年、会議スタイルが変化してきたと感じています。これまでは専用機器を会議室に設置して遠隔会議が行われてきましたが、今ではWeb会議をPCで立ち上げれば簡単に遠隔会議ができるようになっています。Web会議でのUSBオーディオの利用は、日本では5年前から徐々に普及していますが、オフィスの広いアメリカでもここ数年加速度的に普及しています。その会議スタイルの変化に対し、Revolabsとしてどのようなビジネスをするかを考えた結果、「FLX UC 500」という商品にたどりつきました。
Revolabsの商品である以上、高音質の実現が重要でした。そのため、スピーカーには2ウェイスピーカーを採用しました。また、360度集音できるよう、マイクの配置にも工夫をこらしてあります。そして音声会議端末としてその性能が非常に重要なエコーキャンセラー。実は、ヤマハのUC*機器「YVC-1000」の音声信号処理を担当したエンジニアも一人ヤマハからRevolabsに派遣され駐在しており、この「FLX UC 500」を皮切りに今後もヤマハとRevolabs、それぞれのシナジー効果を活かしていきたいと思っています。
* UCとは「Unified Communication(ユニファイドコミュニケーション)」を示します。
Revolabsオフィス
(2015年9月16日 掲載)
ご相談・お問い合わせ