他社に先駆け遠隔会議を導入・利用してきた大興電子通信株式会社。かつては高価なテレビ会議システムを本社や支店の会議室に設置し拠点間会議などで利用していましたが、リース終了などを機に、より低コストで柔軟性にすぐれるWeb会議への移行を進めてきました。
各会議室に整備された大型ディスプレイにノートPCをつないでWeb会議を利用するなか、PC内蔵のマイクやスピーカーでは性能に限界があり会話が聞き取りづらいため、別途スピーカーフォンを導入することに。
本社情報システム部門で主要なメーカー製品を比較検討した結果、音声品質や操作性などにすぐれるヤマハ製品を選定。役員会議などが行われる本社の大会議室にはYVC-1000を、本社のその他会議室や支店/子会社の会議室にYVC-300やYVC-200を設置しました。
現在では、全社会議や全社横断のさまざまなチーム会、社外との打ち合わせなどでヤマハのスピーカーフォンが利用されています。
さらに情報システム部門では、会議室への設置とは別にYVC-300およびYVC-200複数台を本社で購入。会議室以外のスペースや社外でのWeb会議用に、情報システム部門が管理する形でスピーカーフォンの貸し出しを実施しており、なかでもYVC-200は、小型&軽量にしては音声品質が高いと好評を博しています。
こうしたなか、YVC-200のすぐれた機動性や音声品質に目を付けたのが同社セキュリティ営業部です。営業担当と製品担当SEが一体となって商談を進めるケースが多い同営業部ですが、製品担当SEの拠点は遠方というケースも多いため、担当営業がお客様を訪問し、製品担当SEはWeb会議で参加する遠隔商談に取り組んでいました。ところが、ノートPCに内蔵のマイク/スピーカーで行っていたため、お客様とSEの間の会話が聞き取りにくく、スムーズなコミュニケーションには程遠い状況でした。今回YVC-200を導入したことで、リモート参加のSEを交えたWeb会議の音声品質が格段に向上。ストレスフリーのコミュニケーションを実現することに成功しました。今後は、一部製品の営業チームでスタートした遠隔商談を営業部全体に拡大し、さらなる営業力強化を進める計画です。
同社は現在、サテライトオフィスを提供する数社と法人契約を結び、リモートワーク・テレワークの推進による業務環境改善に取り組んでいます。テレワークでサテライトオフィスや自宅からWeb会議に参加する社員にとって、高品質な音声によるスムーズな会話は重要です。YVC-200のようなモバイル性の優れるマイクスピーカーを多数導入し、社員が必要な時に気軽に利用できるようにすることで、サテライトオフィスや自宅の環境がより快適になり社員のテレワーク意欲を高め、全社規模で働き方改革を推進していきたいと考えています。
大興電子通信株式会社
インフラビジネス本部
セキュリティ営業部 営業課
冨吉 凪人 様
大興電子通信株式会社
マーケティング本部 マーケティング企画室 マーケティング企画課 マネージャー
山口 夕香里 様
みずから利用し満足&納得のヤマハ製品をお客様にも積極提案
YVC-200を手にして軽さに驚きました。持ち運んで遠隔商談に利用するという我々のニーズにもピッタリです。最初はドライバーのインストールや設定などの作業が必要なのか…と思いましたが、ノートPCにつなぐだけですぐに利用できました。
早速社内で試してみたところ、ノートPCだけの時とは比べ物にならないくらい音声がクリアで、その場にいたメンバー全員が絶賛していました。
当社はお客様に対し「Web会議システム」の販売もおこなっており、ヤマハ製品をお薦めするようにしています。
(2020年01月24日 掲載)
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