弊社は、36医療法人・57施設(2021年12月現在)におよぶ全国各地の医療機関とアライアンスを締結し、コンサルティング業務を行っています。それぞれの病院の経営的課題から病院周辺のさまざまな問題まで、最善の策を提供しており、病院経営の健全化を目指すだけでなく、病院を地域の中核を担うものであると位置づけ、地域のより良い暮らしを創造するのも、私たちGLOMEグループの役割です。そのため、医療機関の人的交流・IT化の促進など、病院を取り巻く環境を改善し活性化をはかり、地域に、そこに暮らす皆さんに、貢献していきたいと考えています。
そのような中、弊社メンバーは特に地方・地域の成長戦略への貢献をすべく、全国を飛び回っていますが、昨今のコロナ禍の状況を鑑み、各施設担当コンサルタント・病院ドクター・事務長・看護師長など、病院施設との打ち合わせをWeb会議で行う回数が増えました。今や、Web会議をより円滑に行うことは、事業を推し進めるうえで必須なものとなっております。従来のWebマイクスピーカーシステムでは、会議室の端席からの音声が届かずマイクから離れている場合、マイクのそばへ移動して発言することや、音声が聞き取りにくいこともありました。このような問題を解決したく新たなWebマイクスピーカーシステムの導入を検討していました。
まず、設置が簡単であること、今までの製品と問題なく置き換えできることが基本要件でした。続いて重視したのは拡張マイクです。弊社の会議室は16名が会議卓に、15名が壁際に座ることで最大31名が出席できるようになっていますが、このような会議室の場合、音声を拾うマイクが1つでは不足で、発表者がマイクの前に席を移動しなければならず、大きな課題になっていました。YVC-1000では、マイクを増設することでこの課題が解決でき、それが最大の選定ポイントになりました。また音質の面では、会議室の端でスピーカーの音が聞き取りづらいという声があったため、音響メーカーであるヤマハ製品が良いのではとの期待がありました。さらにデザインが良いことも決め手のひとつになっています。
期待通り、設置は簡単に行うことができました。弊社はChromeboxでGoogle Meetを会議システムとして利用していますが、特にトラブルもなくChromeboxでも認識されて、マイク・スピーカーとして接続ができました。拡張マイクの配線も同様で、数珠繋ぎに接続すれば、電源も不要という点は大変助かりました。ミュート操作は端の拡張マイクで行うことで全体でのミュートとなり、使い勝手の良さに関心しています。
また、音質は想定以上の効果でした。相手先から指摘されていた声が聞き取りにくい問題は全くなくなり、壁際席での発言もクリアに拾うことができます。社員の評判も良く、総じて音がクリアに良くなったとの意見でした。デザインも落ち着きがあり、弊社の会議室デザインともマッチしています。
(2022年02月14日 掲載)
ご相談・お問い合わせ