弊社が最初にWeb会議システムを導入したのは2012年のこと。その時からマイクスピーカーシステムとして、本社ではヤマハのPJP-50USBを2台、東京、九州の各営業所では、PJP-20URを1台ずつ使用してきました。そして2018年に本社のマイクスピーカーを更新することになり、新たに導入したのがYVC-1000×1台と、追加マイクとしてYVC-MIC1000EX×2台の計3台です。
導入理由は、Web会議システムにおいても推奨製品であったこと、また以前から使用していた同メーカーの製品であったことに加え、デモ機で試してみたところ、カスケード(子機増設)が従来製品より容易となり、音質も向上していたといった点が挙げられます。その後、別のWeb会議システムへ更新しましたが、汎用性の高い製品のため、新しいシステムでも全く問題なく接続、利用することができています。
製品選択のポイントは、以前よりヤマハのマイクスピーカーを使用していたこともありますが、弊社で利用している多くのヤマハ製品が、トラブルや故障もほとんどなく安定利用ができているという、信頼性の高さです。またルーターなどのIT関連機器に限らず、弊社グループ会社で利用している音響製品など多くのヤマハ製品も同様に、大きなトラブルもなく安心して利用できております。さらに、この製品は拡張性が高く、増設マイクや外部スピーカーの使用により社内の会議室全てで利用可能になる点も、導入を後押ししました。
以上の点から、ヤマハは安心して利用できる製品を提供していただけるメーカーであると認識していますので、今後もさまざまな機器の選択肢の一つとして考えていきたいと思います。
弊社では、この製品を会議室への常設ではなく、会議の都度セッティングを行うようにしています。
例えば、朝礼などの場合、本社では約200㎡の執務室でYVC-1000本体とYVC-MIC1000EX1台を設置し、各営業所からの音声を放送しますが、必要十分な音量で明瞭に聞き取れており、随時のセッティングでも問題はありません。
すでに導入していた前機種であるPJP-50USBでは音割れギリギリまで音量を上げて使用しており、耳を澄ましてやっと聞きとれる状態でしたが、このYVC-1000は音量的にも音質的にもかなり改善されたと感じています。収音性能も良く、発表者から2m程度離れた場所にマイクを設置した場合でも、しっかりと収音してくれます。
今後、外部入力へのマイク接続で、より明瞭な音声を各営業所に配信できるように試してみようと思います。
(2022年03月08日 掲載)
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