従来は対面形式で行っていた会議やセミナーを、コロナ禍によりWeb会議やWebセミナーに切り替えていく必要がありました。当初は、PC内蔵または他社製のマイク・スピーカーを利用していましたが、発言が聞き取りにくい・伝わりにくい等の状況も少なくありませんでした。
その後、ワクチン接種の普及等により一部は対面形式の会議やセミナーに戻りつつありましたが、Webでの参加ニーズも一定数あることから、対面会場にWeb会議・セミナーを併用したハイブリッド型での開催ニーズに対応する必要性が高まってきました。特にハイブリッド型のセミナーは、都度異なる開催会場や参加者数等に合わせた会場設営・事前確認の準備や、当日のマイク回しなどの進行補助も必要で、コロナ対策をしながらでは想定以上に負担が大きかったものです。
このような状況下で、より自然な形で進行ができるよう、音質が良くかつ使い勝手の良いマイク・スピーカーを模索していたところ、ヤマハのYVC-1000・YVC-MIC1000EXを使う機会があり、接続の簡単さや音質・操作性の良さを実感したことから、導入に向けて検討を進めました。
ハイブリッド型のセミナーやWeb会議の開催は、会場や参加者数が毎回異なることから、以下のような条件を重視しました。
一番重視したのは、セミナーの準備や運営をする人、Web会議を担当する人などが毎回異なり、業務に応じて多くの人が利用することから、接続が簡単でわかりやすく、機器が苦手な人でも細かな設定を気にすることなく、すぐに使える点です。
簡単設置:
会場の広さに合わせて一定間隔でマイクをセットして、音響調整ボタンを押すだけでセットアップが可能なため、準備が簡単かつ本番での音声不良トラブルもなくなり、安心して運営ができるようになりました。準備が簡単なことに加え、さまざまな外部会場への持ち運びに困らない大きさ・重さであることも助かっています。
スムーズな会議進行:
ハイブリッド型のセミナーでは、想定通りの安定した音響で、Webでの参加者もリアル会場での参加者も双方の声が聞き取りやすく、進行がスムーズになりました。ハイブリッド型のWeb会議では、同一会場に複数の発言者がいる場合でもマイクの切り替え等が不要で、うっかりのマイクオフによる発言のやり直しや、複数名のマイクオンによるハウリング等の発生がなく、進行がスムーズで会議の内容に集中することができます。
また、アメリカやベトナムなど海外とのWeb会議でも、音声が聞き取りやすく、自然に会議や商談に集中できるとともに、貴重な時間を有効に活用できます。
※写真では撮影用にコロナ対策のパーティションを外していますが、実際の利用では参加者がマスクを着用している上に飛沫防止用のパーティションがあるため、やや音が聞こえにくいことがありましたが、ヤマハのスピーカー導入により業務環境が良くなっています。
(2022年02月09日 掲載)
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