コロナ禍により、県をまたいだ移動制限やお客様からの訪問自粛要請、会議での三密回避への対応が急務となり、弊社も会議室にマイク・スピーカー・カメラなどオンライン会議用の環境を整備。お客様との商談や協業パートナー様との打ち合わせのオンラインでの実施、社内会議のオンライン化、ハイブリッド化に取り組みました。
現在ではオンライン会議が当たり前となり、コロナ禍以前は電話やメールで行っていたお客様やパートナー様、拠点間のやり取りもオンラインで資料を共有しながら行うスタイルが飛躍的に増えました。行われるロケーションもさまざまで、会議室だけでなく、打ち合わせスペースや新たに設置したWeb会議用ブースでもオンライン会議などを行っている状況です。打ち合わせスペースやWeb会議用ブースではPC内蔵のスピーカーやイヤホンマイクを使用していますが、双方の音声が聞き取りにくいなどのストレスを感じることもあり、音声品質の向上が課題となっていました。
参加者が1~3人程度のオンライン会議での音声品質向上が目的だったため、少人数向けの製品の中から音声品質がよく、持ち運びがしやすい機種を探しました。その過程で、社内に以前オンラインでの商談でヤマハ製のスピーカーフォンを使用したことがある社員が見つかり、本人に使用感を確認したところ音声品質も非常によくストレスを全く感じることなく商談ができ、お客様からも好評だったとのこと。そこでヤマハ製品の中から少人数向けのYVC-200の導入を検討しました。現在は試験的な導入ですが、音声も聞き取りやすく非常に満足しています。主にPCにUSBケーブルで接続して使用していますが、Bluetoothに対応し内蔵バッテリーでも駆動するためワイヤレスでも使えるなど、使い勝手の高さに感心しています。
オンラインでの商談では、お客様に余計なストレスがない状況で、弊社の提案に耳を傾けていただくことが重要です。提案内容はもちろんですが、音声品質の善し悪しも商談の成否に大きく関わります。お客様に説明の音声が聞き取りにくかったり、頻繁に音声が途切れる状況では、提案の中身に自信があっても、お客様によい印象を持っていただくことは難しいと考えます。
また、その他のオンライン会議でも、聞き間違い・聞き逃しによる誤解や機器の不調による会議の長時間化を防ぐために、オンライン会議の環境を整えることは重要です。今回導入したヤマハYVC-200は、オンライン商談の成功や充実したオンライン会議の実現に大いに役立つ機器だと感じています。
(2022年02月28日 掲載)
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