本社を含む拠点(国内7拠点/海外3拠点)の会議室に、Skype for Businessをインストールした専用小型PC+ネットワークカメラ+ヤマハのスピーカーフォン(YVC-1000MS/FLX UC 500/YVC-300)を導入。各会議室をつないで実施するWeb会議の高音質化を実現。
Office 365全社導入でSkype for BusinessによるWeb会議へ。
既存のスピーカーフォンのトラブルを解消しつつ、より高品質な音声を実現。
Office 365の全社導入にともないWeb会議システムをSkype for Businessに移行
メールシステム刷新に向けOffice 365を全社導入
既存Web会議システムをPC+Skype for Businessに移行
事前設定やランニングコストなど既存Web会議システムの課題を解決
メールシステムの刷新に向けて、2016年1月にクラウド型グループウェアOffice 365を全社導入した株式会社モリサワ(以下、モリサワ)。既存のWeb会議システム(カメラ/スピーカーフォン一体型機器)は、音声入出力系が貧弱で聞き取りづらい、持ち込む会議室によってはネットワーク設定が必要、1台につき年間10万円弱のランニングコストがかかる、オフショア開発の海外拠点やグループ会社との間では使えない…などの課題があったことから、Office 365のサービスの1つであるSkype for Business を利用したWeb会議に移行し、これら課題の解決を目指すことにしました。
PCベースのWeb会議における音声の弱点をヤマハのスピーカーフォンでカバー
ヤマハのスピーカーフォンを追加導入しWeb会議の音声品質向上を実現
コンパクトながら大出力のFLX UC 500を中規模会議室に常設
コンパクトでAC電源不要のYVC-300/PJP-20URを各フロアや拠点に配置
PCベースでSkype for Businessを利用するWeb会議でも音声入出力系が弱点であることは変わりありません。そこでモリサワでは、会議室の広さにあわせたヤマハのスピーカーフォン3モデルの追加導入に踏み切りました。それ以前から導入・利用していたPJP-20URの音声品質や、シンプルな操作性、トラブルフリーの信頼感などが決め手になったと言います。専用小型PCなど必要な機器を常設する中会議室にはAC電源のFLX UC 500×5台を、本社各フロアや拠点の小規模に会議室にはPJP-20URに加え、USBバスパワーで可搬性にすぐれるYVC-300×4台を導入しました。中でも特に、スピーカーフォンとしては異例のツィーターとミッドウーファーからなる本格的2スピーカーシステムを搭載するFLX UC 500については、「コンパクトなサイズからは想像できない豊かな音量にも驚きましたが、とにかく聞き取りやすくさすがヤマハだと思いました」とその音声品質を高く評価しています。
Skype for Business認証モデル「YVC-1000MS」の導入で更なる音声品質向上を目指す
Skype for Business向けマイクロソフト認定モデルYVC-1000MSを追加導入
Skype for Businessに最適化された高品質な音声をあらゆる環境で実現
ユーザにとってよりシンプルな操作性を実現
更に2017年11月には、既存の他社製スピーカーフォンに代えて、発売になったばかりのフラッグシップモデルYVC-1000MSを本社大会議室に導入しています。同製品は、従来のYVC-1000をベースにSkype for Businessに最適化されたマイクロソフト認定モデルで、専用の音質チューニングやマイクミュート連動などの仕様調整によって、どんな場所やデバイスでも高品質な音声を実現するのが特長です。また、YVC-1000にはないコールボタンの搭載によって、YVC-1000MS単体での(PCで操作不要)発着信や通話終了が可能になるなど、よりシンプルな操作性を実現しています。
2009年に竣工した本社ビル(大阪)には、10名以上で利用できる大会議室や10名以下を想定した中会議室のほか、各フロアに小会議室があり、それぞれにWeb会議システム(Skype for Business導入済み小型PC+カメラ+ヤマハのスピーカーフォン)を備え、社員は会議室予約システムから予約して利用できるようにしています。
また、東京本社、仙台・名古屋支社、札幌・福岡・鹿児島営業所のほか、米国・台湾・韓国の拠点にも同様のシステムを備え、Skype for Businessによる遠隔会議・打ち合わせで、出張削減・業務スピードアップを実現しています。