新型コロナウイルス感染症の影響で、取引先や社内の他拠点との間でWeb会議を行う機会が増えました。しかし、Web会議用に用意されたシステムがあるわけでもなく、小さな会議室で各自のPCを用いてWeb会議を行っている状況でした。そのような環境下では、イヤホンマイクを使用しなければスピーカーがハウリングを起こしてしまい、マイクも発言者以外はオフにしなければなりません。また、発言のたびにマイクを切り替えるのがWeb会議の進行の妨げになり、出席者全員が不便を感じていました。そこで信頼できる品質のマイクスピーカーシステムの導入を検討していたところ、ヤマハのYVC-1000の存在を知りました。
楽器や音響機器を取り扱うメーカーであることが一番の理由ですが、以前に取引先がヤマハのマイクスピーカーを使用しているのを見かけたことがあり、その時の評判、特に音質が良いとの声を大いに参考にさせてもらいました。また、PCとの接続もUSBやBluetoothなど多様な方式が用意されており、簡単に接続できるところも評価したポイントです。さらに、外部接続機能を搭載していて将来の拡張性が高いこともあり、導入を決めました。
これまでのPC内蔵マイク・スピーカーとイヤホンマイクを使用してWeb会議を行っていた頃と比較して、環境は劇的に改善されました。取引先の評判通り音質も良く、ハウリングが発生する心配もなくなりました。また、発話者以外のマイクをオフにしたり、発言のたびにマイクを切り替える必要もなくなったため、会議の進行もスムーズです。
このように参加者全員が集中できる環境づくりによって会議の質が高まったことが、一番の成果です。
(2022年03月24日 掲載)
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