お客様のご紹介
株式会社 佐賀IDC
株式会社佐賀IDCは地域のデータ蓄積と情報処理を集積することにより、地域ICTの活用による情報化の推進と、ビジネス事業の発展のための情報化基盤となる「地域データセンタ-」として2003年に設立されました。高いセキュリティの確保、急激な通信情報技術の革新への対応、地域社会への貢献により、お客さまの信頼と期待に応えるデータセンターとして、佐賀を中心とした情報基盤を担っています。
Profile | |
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業種 | 情報通信業 |
法人名 | 株式会社 佐賀IDC |
部署/施設名 | 本社 |
地域 | 佐賀県佐賀市 |
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お客様の声 コメント提供:株式会社 佐賀IDC 代表取締役 森木 武様
天井までない開放型のパーテーションでも会話内容の漏洩が防げる点を評価しスピーチプライバシーシステムを導入しました。
弊社はデータセンター事業を展開しており、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO / IEC27001:2013やJIS Q27001:2014といった認証を取得しています。業務柄お客さまの情報に関しての機密保持、情報漏洩には非常に気を使っているわけですが、社内においても、部署内の会話が他部署に漏れ聞こえてしまうのはセキュリティの上の問題があると考えていました。弊社は以前、別の場所にオフィスを構えていたのですが、その時は役員、総務、営業が1つのフロアにあったため、守秘すべき情報を含んだ会話をする時には会議室など別の場所に移動していました。
現在のオフィスには2017年3月に移転したばかりです。移転に際して天井まである通常のパーテーションではなく、開放感があってコスト面でも有利な天井までない開放型のパーテーションを導入しました。開放型パーテーションの場合にネックとなるのは会話内容の漏洩です。当初は音楽を流すことで会話の漏れを防ごうと考えました。しかしそれでは会話内容の漏洩を防ぐには不充分であることがわかり、別の手法はないか調べたところ、スピーチプライバシーシステムを見つけました。ヤマハと他社の2種類を見つけたのですが、他社はホワイトノイズを使うもので、シャーというノイズ音が気になることがあるようでした。一方のヤマハのスピーチプライバシーシステムは人間の声を合成したマスキング音なので あまり気にならないと書いてあったので、実際にデモ機を借りて試してみたところ、かなりの実効性が感じられたので導入いたしました。
設置場所は受付、会議室、オフィス、社長室と、社内の様々な場所に置いてあります。最初に出社した人間がスイッチを入れ、最後に退社する人間がスイッチを消すという運用で、執務中は常にスピーチプライバシーシステムを稼動しています。マスキング効果はかなり大きく、試しにスイッチを切ってみると一番奥の社長室で話している内容が入り口近くの会議室まで聞こえるぐらい筒抜けになってしまいます。社員も導入当初はやりにくい面もあったようですが、今は問題無く執務しています。ただしオフィス内での離れた場所の会話はしにくいので、お互いに近づいて話すようになりました。これはコミュニケーションとしては「気持ち」まで伝わる距離になるので、いい効果だと考えています。また当社を訪れたお客さまも、まずこういったシステムがあることに驚かれます。そしてスピーチプライバシーシステムの仕組みを説明すると安心していただけます。それも我々の情報の取り扱いに対する姿勢を示すことができ、メリットだと考えています。