企業のコミュニケーション強化に主眼を置いた様々なICTソリューションを手がける、株式会社スノーピークビジネスソリューションズ(株式会社スノーピークの100%子会社)では、Office 365を活用したチームビルディングの可能性に早くから注目し、他社に先駆け導入。そこで蓄積されたノウハウを元に全国の企業に向けてOffice 365のリセールビジネスを展開。2016年に名古屋支店を拡張・移転し、社員が岡崎本社と名古屋支店に分かれたこともあり、ビジネスチャットやWeb会議の機能を有する「Microsoft Teams」、社内SNSの「Yammer」などをまさに”使い倒して”チームビルディングを実践しています。なかでも「Microsoft Teams」を利用した拠点間や社外とのWeb会議は頻繁に行われ、週に1人平均20~30回近くに及ぶという。ここで、よりクリアな音声を求める同社が導入・利用しているのがヤマハのスピーカーフォン「YVC-200」と「YVC-1000」です。
YVC-200の活用シナリオは主に2つ。ひとつは、本社・支社・外部をつないで頻繁に行われる比較的小規模のWeb会議。もうひとつは、本社と支社の全社員が参加して毎日行われる”昼礼”で、こちらはYVC-1000と合わせて利用しています。岡崎本社と名古屋支社のオフィスは、コミュニケーションを深める”舞台”として同社が提案する「キャンピングオフィス」のショールームとなっています。ウッディなデザインで統一された空間には、スノーピークブランドのテーブルやチェアのほか、大きなドーム型テントや焚火台まで配置され、コミュニケーションが取りやすく、新しい発想の生まれやすいオフィスとなっている。全体がオープンな空間ということもあって、Web会議での音声品質が課題となりました。キャンピングオフィスでのWeb会議に適したスピーカーフォンが欠かせないと考えた同社は、約3カ月をかけて様々な製品を試すことに。その結果、周囲のノイズに埋もれることなく、クリアな音声を届けることができたヤマハ製品の選定に至りました。特にYVC-200については、軽量&コンパクトでどこにでも気軽に持ち運びができ、バッテリー搭載のため電源を気にせずワイヤレスで利用できる点や、シンプルな操作性などを高く評価され、拠点間Web会議などで大活躍。今後は外出先や在宅、遠隔商談など、様々なテレワークシーンでの利用も期待されています。
YVC-200/2台を、岡崎本社と名古屋支社に導入(各1台)し、小規模のWeb会議で使用。
※オープンな「キャンピングオフィス」内で、各自が好きな場所に持ち運びWEB会議を実施。
毎日11:30から開催される“昼礼”は、同社独自開発のWeb会議「INTERACTIVISION」を活用し全社員参加で実施されます。あたかも同じ会議空間にいるかのようにお互いの映像をプロジェクターで大画面に映し出し、音声については、参加者の多い岡崎本社ではYVC-1000を、3~4名が参加する名古屋支社ではYVC-200を使用することになりました。岡崎本社については30名前後の参加者がスクリーンを囲み、スピーカーフォンからの距離も遠くなるため、拡張マイクを追加することで参加者全員の声をしっかり集音。本体の高出力スピーカーによって、名古屋支社の音声をクリアに届けることに成功しています。他社製品にはないこうした拡張性やクリアな音声は、YVC-1000を選定する上でのポイントとなりました。
YVC-1000/1台(+拡張マイクYVC-MIC1000EX)を岡崎本社に導入、社員全員参加で毎日実施の”昼礼”で使用。
※参加者の多い岡崎本社ではYVC-1000を、3~4名が参加する名古屋支社ではYVC-200を使用。
株式会社スノーピークビジネスソリューションズ
WIS事業本部長 兼 ディレクションチーム責任者
働き方シニアコンサルタント
坂田 真也 様
バッテリー駆動できるYVC-200は、アウトドアシーンの「キャンピングオフィス」にも最適
白と黒が選べるYVC-200は、シンプルで優しい感じのデザインが社員の間でも好評です。軽くてモバイル性に優れるので、基本フリーアドレスで各自が好きな場所で仕事をするスタイルの「キャンピングオフィス」にもピッタリです。
実は「キャンピングオフィス」には、弊社オフィスのような屋内型のほかに、屋外でのアウトドアバージョンもあります。アウトドアでは電源確保が難しくなりますが、YVC-200ならバッテリー駆動で利用できます。今後もOffice 365やスノーピーク製品同様、「キャンピングオフィス」に欠かせない関連ツールのひとつとして、お客様へ提案していきたいと思います。
(2019年11月12日 掲載)
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