2015年頃より全社朝礼を行うため、本社・支店間をオンライン会議システムで常時接続する運用を開始しました。社員数の多い本社にはYVC-1000(拡張マイク2台)、各出先拠点については他社スピーカーフォンを設置し日々利用しておりました。
コロナ禍となりWeb会議の利用頻度が高まり、それまでの実績をもとにYVC-330を追加購入し、会議室やオープンスペース等での利用も増えていきました。
ヤマハ製品と他社スピーカーフォンを業務で実用してきましたが、ヤマハ製品の方が安定して利用でき収音性能に優れていると実感しておりましたので、今回の新社屋建設においても継続してヤマハ製品の導入を前提とし検討を進めてまいりました。
千葉エリア2棟目(現在千葉エリアでは3棟の社屋あり)のオープンに際し、他社のマイク・スピーカー一体型 360度カメラを購入し利用していましたが、発話者へのフォーカス機能を使いこなせずに運用が定着に至りませんでした。
CS-800については発売前のWebセミナーに参加させていただき、発話者向けオートズームや収音可能エリアの設定等の機能が充実していることと現在に至るまでのヤマハ製品の利用実績・信頼性をもとに、ヤマハ製品を前提とした新規導入を検討しておりました。千葉エリア3棟目の社屋オープンにて、この数年で定着したWeb会議を各会議室で実施できるよう設備の検討をする際に、他社ビデオバー製品も候補に含めておりましたが、現在までの実績をもとにCS-800を導入する機会に恵まれました。
収音エリアの設定、発話者へのフォーカスの設定を行うことで、今までにない便利さを得ることができました。他社のマイク・スピーカー一体型 360度カメラに比べ、発話者へのフォーカススピードが早く会議を円滑に行うことができていると実感しております。また、PCとの接続についてもUSBケーブル1本でスピーカー・マイク・カメラ・ディスプレイまで、すべての周辺機器が接続できるため利用者への案内等も簡単に済ませることができました。
会議ホスト(司会者)の位置をリモコンのプリセットで事前設定することで、リモコン操作のみで強制的にカメラの切り替えができることもとても便利です。
設置については収音可能な範囲と社内会議室の大きさを考慮し、いくつかの会議室で試験利用した結果、現在の配置となりました。縦長の会議室のため、台形型の会議机にするとより全員がカメラに映った利用ができると感じております。
(2023年11月13日 掲載)
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