「心が通う豊かなコミュニケーションを音響・映像・ICTで共創」をテーマに、国際会議など大規模コンファレンスや大企業の株主総会、教育機関の授業・学修ホール、自治体の議場などにおける音響・映像システムを手がける東和エンジニアリング。国内外の著名ブランドを幅広く取り扱い、ミキサーやPAシステムなどヤマハ製プロ用音響製品の販売実績も豊富です。こうしたなか2016年9月、会議室に導入していたTV会議システムの音声品質改善に向けて「YVC-1000」を導入したのが、ヤマハのUC(ユニファイドコミュニケーション)製品との出会いでした。複数メーカーの製品を試したなかで、プロ用音響製品取り扱い実績にもとづく高い信頼性、そして「YVC-1000」のクリアな音声品質を評価して採用が決まったといいます。
2019年5月には、チーム力のさらなる強化を目指し、本社を千代田区東神田に移転。“共創の場”の具現化を目指したオフィスは、フリーアドレスを基本としたオープンでスタイリッシュな空間に生まれ変わりました。これを機に取締役会など重要会議をおこなう会議室をしつらえ、TV会議システムを導入しましたが、壁掛け大型ディスプレイ背面の内蔵スピーカーでは音声が聞き取りにくく、外部スピーカー導入を検討していました。この会議室は、お客様や取引先などVIPも利用し、同社が提供する音響・映像ソリューションのショールームとしての重要な役割も担うことから、外部スピーカーには音声品質だけでなくデザイン性においても高いレベルが要求されました。こうした要求に応える製品として同社が選んだのが、ディスプレイ下部に壁面設置してTV会議システムと接続でき、テーブル上も広々スッキリ使える「CS-700AV」でした。
普段はTV会議システムの外部スピーカーとして利用している「CS-700AV」ですが、それ自体マイクやHDカメラも搭載するれっきとした“スピーカーフォン”です。このため、TV会議システムがうまくつながらない…といった場合には、PCと接続してWeb会議を実施することもでき、TV会議システムのバックアップとしても機能しています。この会議室は、長テーブルを囲んで最大10名程度が利用するため、遠い席の参加者の声をしっかり拾えるよう、拡張マイク「XM-CS-700」もあわせて導入しました。旧本社オフィスの会議室で利用していた「YVC-1000」は、オープンなコミュニケーションスペースに設置され、Web会議システムの外付けマイク・スピーカーとして現在も活躍しています。
株式会社 東和エンジニアリング
人事・総務部 課長
野口 昌紀 様
株式会社 東和エンジニアリング
人事・総務部
松原 侑紀 様
セッティング不要ですぐ使い始められるシンプルさは総務部にとってもメリット
TV会議システムとケーブル1本で接続した状態で両方とも壁面設置しているため、会議実施のたびにテーブル上に置いてケーブル接続して…といったセッティング作業が必要ありません。役員の皆さんもボタンを押して簡単に利用できるため、我々が現場に出向いてセッティング支援する機会もほとんどなく、機器を管理する総務部としては本当に助かります。
(2020年04月14日 掲載)
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