長野県立大学

長野県立大学

導入概要

導入機種
YVC-1000/2台、YVC-MIC1000EX/4台、YVC-200/1台
導入時期
2020年YVC-1000を1台とYVC-MIC1000EXを4台を導入、2021年12月YVC-1000を追加
使用Web会議アプリケーション
Microsoft Teams/Zoom
基本構成・使用環境
  • [会議室] 10名程度のオンライン会議を行うために、YVC-1000とYVC-MIC1000EXを4台連結して使用
  • [教室] 少人数が集まり、同時にリモート参加者がいる演習におけるハイフレックス型授業でYVC-1000を使用
  • [オープンスペース] キャンパスのオープンスペースでのカジュアルな話し合いにYVC-1000/YVC-200を使用

ヤマハ製品導入の背景、検討の背景

YVC-1000導入のきっかけは主に2つあります。1つは、海外の大学のスタッフとミーティングをする必要があったことです。当初はSkypeが主流でしたが、個々人がそれぞれPCを通じて参加していたため、環境によっては集中力が妨げられることがありました。もう1つは、本学の授業において、対面でもリモートでも、学生のニーズに合わせてどちらの参加も可能にする、ハイフレックス型授業を実施したかったからです。教室にいる学生全員がヘッドセットをつけて、オンライン会議でリモート参加者とつながることは可能ですが、それではせっかく教室に集まっている状況でも、インタラクションがしづらいことがありました。

ヤマハ製品をお選びいただいた理由、選定ポイント

検証用レンタル機器をお借りしてすぐに、安定した動作と確かな音質であることがわかりました。ノートパソコンに接続するとすぐに認識されるので、マイクとスピーカーの各設定でYVC-1000を選択するだけで使用可能です。別途固有のソフトをインストールするのが(一部の詳細設定には必要だが通常使用には)不要なので、どのPCに接続してもすぐに使えることがコスパを高めています。

ミーティングにおいては、YVC-1000を使用して会議室ごとに接続する方が、ディスカッションに集中しやすいのは明らかでした。また、ハイフレックス型授業においては、YVC-1000を使用することで、教室内では発言者を一人に限定する必要がなく、双方向の対話をリモート参加者にそのままの臨場感で届けることができます。YVC-1000の一番の魅力は、その場にいる人に話しかけるだけで、それをリモート環境に伝えられることだと感じています。

ただしサイズが大きく、持ち運ぶなら教室で配置する手間は避けられません。これだけが導入を検討する上でのマイナス要因でした。本学ではYVC-1000を特定の教室に置くのではなく、ポータブルで運用しています。現在は、使用する教師が自ら運んで設置するのが基本となっています。しかし、この手間をかけても使いたいと思うほどの製品でした。

ヤマハ製品をお選びいただいた理由、選定ポイント

導入後の効果・成果

協同学習の重要性は、ビジネスにおけるコラボレーションの価値とともに、ますます高まっています。人が集まるからこそ生まれるイノベーションの萌芽は、意外と相づち1つから盛り上がったときがきっかけになっていることがありませんか。

YVC-1000は、「なるほど」とか「そうなのか」などのひらめきや興奮のシグナルを教室とリモートとの間でも届けてくれています。これにより、両者が分断された感じが解消され、互いの存在を身近に感じながら、対話型の学習が始まります。

例えば、リモート参加学生のエッセイを教室内外の全員が画面共有して見やすい状態にしながら、教師がレビューを始めて、リモートと教室の双方から相づちが聞こえてくる。そこから、教室内の他の学生が次々とコメントや質問をすることも自由自在に可能です。

導入後の効果・成果

接続イメージ図

接続イメージ図 接続イメージ図 接続イメージ図

長野県立大学様の概要

Webサイト

本文作成:加藤貴之(グローバルマネジメント学部准教授)

(2022年02月09日 掲載)


メール

ご相談・お問い合わせ