音声情報をわかりにくくするマスキング効果によって、周囲から聞こえてくる会話の内容をわかりにくくします。結果、他人の会話が気になって、作業が妨害されてしまう状況を改善します。
ヒトは静かすぎる環境にいると、少しの音でも気になり、居心地が悪いと感じることがあります。マスキング音によって、適度な音を付加することにより、「居心地の良さ」を向上させることができます。また、川のせせらぎ、鳥の声といった自然音が含まれるマスキング音をご使用いただくことで、自然音による癒し空間の演出も可能です。
ヘッドホンを用いてWeb会議をしている音声が聞こえてくる執務スペースにおいてサウンドマスキングを流すことによって、人が仕事に集中できる環境を作り出す。
Site A:囲われた打ち合わせブース
Site B:オープンな打合せ席
話者:スピーカーから話声約60dB(A)を再生
SiteAからワーカーへの話声:約45dB(A)
SiteBからワーカーへの話声:約50dB(A)
マスキング音:ヤマハマスキング音
聞こえてくる話声に対し10dB(A)高い大きさを再生
SiteAからの話声に対しマスキング:約55dB(A)
SiteBからの話声に対しマスキング:約60dB(A)
暗騒音:一般的なオフィスでの暗騒音43dB(A)
音響条件項目 | 実験空間 | |
---|---|---|
残響時間(1kHz) | 音源Site : A 音源Site : B |
1.24s 1.27s |
距離減衰 | Site : A → ワーカー Site : B → ワーカー |
14.7dB 10.2dB |
ワーカー位置暗騒音 | 43.0dB(A) | |
Web会議話声レベル(0.5m地点) | 約60.0dB(A) |
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