新しい英語教育プログラムを実現するシステム機器を検討。
市進教育グループ様は、1965年創業の学習塾「市進学院」、現役高校生を指導する「市進予備校」や、個別指導塾「個太郎塾」フランチャイズ教室の運営などの教育サービス事業を展開しています。2014年の8月に新しい試みとして、志賀高原の6つのホテルを会場に、小学生・中学生・高校生を対象とした3泊4日の「English Camp(英語キャンプ)」を企画、複数のプログラムを実行しました。「Native Navigate」もその一つ。講師が生徒に英語を教えるという従来型の手法ではなく、生徒が外国人講師に英語で指示を与え、目標地点までナビゲートするという斬新なコンセプトでした。この新しい英語教育手法を実現するために、同社は様々なシステム機器を検討した結果、映像・音声品質に優れた遠隔授業システム「VQSコラボ」を選定。そのマイクスピーカーとして、ヤマハのYVC-1000を導入することを決定しました。
高音質技術が搭載されたYVC-1000を高く評価。
同社が「Native Navigate」を円滑に運営するために、システム機器に求めた要件は、
などでした。VQSコラボとYVC-1000は、こうした要件をすべてクリア。特にYVC-1000については、音質の良さに定評のあるVQSコラボの音にも対応できる臨場感あふれる高音質と、環境が異なる会場でも自動的に最適な音質を実現する高音質技術を高く評価。またBluetooth®で簡単にiPad®と接続できることや、設定・調整が極めて簡単で、誰でも使える優れた操作性も決め手となりました。
参加した生徒や保護者から、高い満足度を獲得。
3泊4日のEnglish Campは参加者の94%が「楽しかった」と回答し、87%が「英語を好きになった」と答えるなど高い満足度となりました。「Native Navigate」はその中でも目玉企画であり、English Camp中で計6回行われました。事前に開催された保護者説明会でも、生徒が教師に英語で指示するというコンセプトや、それを最新のシステム機器でサポートするという内容に驚きの声があがりました。同社ではこの成果をふまえ、次年度以降も「Native Navigate」をさらに拡張し、より学習効率と娯楽性の高い内容に変更しての実施を検討する予定です。English Camp以外でも、遠隔授業システム「VQSコラボ」やYVC-1000を活用したまったく新しいプログラムを検討中です。YVC-1000による新しいコミュニケーションは、教育の分野でも多彩な活用シーンを生み出しています。
VQSコラボとYVC-1000は、教育サービスの可能性を広げてくれました。
株式会社市進 教育本部小学部担当室 責任者 伊勢屋寛様
新しい英語教育の手法として取り組んだ「Native Navigate」は、大きな成功をおさめました。プログラム運営をサポートしてくれたVQSコラボとYVC-1000についても、高く評価しています。ネイティブ英語の微妙な発音や、講師の細かな表情を安定して再現できたこと、iPad®とのBluetooth®による接続も可能で、設置や設定が簡単だったことなど、非常に助かりました。
YVC-1000は音響調整を自動的に最適化してくれるので、複数会場での移設作業もスムーズでした。英語教育では、他の生徒とネイティブ講師との会話を聞くことで、間違いを見つけたり新しい英語表現に気付いたりするため、多人数での授業が効果的です。YVC-1000の臨場感あふれる豊かな音質・音量は、その点でも今回のプログラムに適していました。
遠隔授業システム「VQSコラボ」とYVC-1000の連携は、教育サービス事業の新しい可能性を支援してくれるものだと期待しています。
今回の用途に、YVC-1000は最適なマイクスピーカーでした。
VQSマーケティング株式会社 主任 西島秀治様
当社の遠隔授業システム「VQSコラボ」は、Web会議システムを教育サービスの用途に特化したシステムです。普段通りの会話を伝えることができる音質の良さや、安定したシステムであることが特長です。最近では様々な教育機関が動画による授業配信を採用していますが、VQSコラボは講師だけでなく生徒が質問する、生徒が書くといった双方向コミュニケーションを実現しています。
今回の市進教育グループ様のケースは、当社にとっても新しい試みでした。ネイティブ英語に対応した高音質で、かつ常に安定したシステム運用が必須要件でしたが、クリアすることができました。YVC-1000は、iPad®とBluetooth®で簡単に接続ができ、また大きな会場でも生徒全員が外国人講師の発音を聞くことができるなど、今回の用途にも最適だったと思います。
今後も、当社のVQSコラボとYVC-1000の連携で、新しい教育サービスの用途開発を進めていこうと考えています。
本資料に記載された製品名および企業名は、各社の商標です。
Web会議・遠隔授業システム「VQSコラボ」
(2014年10月28日 掲載)
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