シンプルさと安心感を提供する有線型音響システム。
音の入口から出口までをワンストップに提供する遠隔会議システム「ADECIA」は、3タイプのソリューションをご用意しています。マイクロフォンを天井設置型、有線式卓上型、ワイヤレス型から選択でき、最適なスピーカーもセットでご提案します。機材選定に迷うことなく導入でき、運用や部屋にあわせた最適な遠隔会議環境を構築できます。
有線型テーブルトップアレイマイクロフォン『RM-TT』を使用することで、ユースケースに合わせてADECIAソリューションをより柔軟にカスタマイズができます。遠隔会議用プロセッサー『RM-CR』と組み合わせることによる自動音響設定・調整を行い、快適な会議環境を簡単に実現できます。
ADECIAソリューションが設置されている会議室でご自身のPCにUSBケーブルを接続し、Web会議システムを立ち上げるだけで遠隔会議開始。
会議室に遠隔会議専用のPCが導入されている場合はタッチコントローラーで参加するWeb会議をクリックするだけで遠隔会議開始。
シンプルさと安心感を提供する有線マイクシステムで、会議用途に合わせて柔軟なカスタマイズが可能。
LANケーブルでPoEスイッチに接続するだけで、複雑な音響設定や音響調整はほとんどなくWeb UIでクリックするだけで完了。
*マイクやスピーカーは設置工事が必要になる場合があります。
ADECIAテーブルトップソリューションは話者の発言を自動で追尾するオートボイストラッキングモードを搭載しているため、会議参加者の位置を事前に把握・設定する必要なく話者の発言を収音できます。
『RM-TT』は会議形態や参加人数に合わせて指向性の選択が可能です。少ないマイク本数で会議の模様を収音・録音したい場合は無指向性、特定の話者の発言を収音するカーディオイド、スーパーカーディオイド、ハイパーカーディオイド、対面式の場合には双指向性、シーリングスピーカーやプロジェクターなど天井からの音を収音しにくいトロイドと6種類の指向性から選択できます。
『RM-TT』を複数台使用することで規模の大きな遠隔会議環境に対応します。『RM-CR』と組み合わせることで、話者に近いマイクで収音した音声のみ遠隔拠点に届けます。1台の『RM-CR』に最大14台の『RM-TT』が接続可能なため、様々なレイアウトに対応可能です。
ADECIAテーブルトップソリューションは遠隔会議に必要な機器を全て兼ね備えたソリューションとしてオーディオネットワーク規格「Dante」に対応。マイクロフォンからスピーカーまで、ヤマハ製品を用いてワンストップの提案が可能です。
Web UIを複数回クリックするだけで機器間のオーディオルーティングや部屋の環境に合わせた音響調整を自動で最適化します。音響に関する「知識」や「経験」を気にすることなく最小限の「時間」で簡単に設定・調整を行います。
USB、Bluetooth®、アナログオーディオなど多彩な入出力を搭載することで、Web会議だけでなく、ビデオ会議や電話会議など様々な会議環境を実現できます。Windows、macOS、iOS、Androidをサポートし、柔軟な遠隔コミュニケーションを構築できます。
高品位な遠隔コミュニケーションを実現する音声信号処理技術
オートボイストラッキング
『RM-TT』は個々のマイクにオートボイストラッキング(自動話者追尾機能)を搭載しており、会議参加者の位置を事前に設定する必要はありません。『RM-CR』と組み合わせることにより複数の『RM-TT』のうち、話者の最も近くで収音しているマイクを『RM-CR』が自動で選択するため、明瞭度の高い音声を伝えることができます。
ヤマハの独自音声信号処理技術
マイクで収音した音から人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection(HVAD)」を様々な音声処理に組み込み、あらゆる環境下で快適な遠隔コミュニケーションを実現します。
適応型エコーキャンセラー
スピーカーからの相手先の音をマイクが拾ってしまうことにより発生するエコーを除去。残響の長い部屋でもしっかり作用し、より聞きやすく話しやすいスムーズな双方向会話を実現します。
オートゲインコントロール
マイクで収音した大きな音も小さな音も、最適な大きさに調整し、マイクからの距離や声量の違いによって生じる相手先での音量差を低減。ノイズがある環境では、人の声だけを増幅することで、快適なコミュニケーションをサポートします。
ノイズリダクション
プロジェクターやエアコンなどから定常的なノイズが発生する環境でも、マイクで収音した音声からノイズ成分を除去。相手先には発話者の声をクリアに伝えます。
残響抑圧
残響が多い空間で遠隔会議を行うと声が響くため、相手先に届いた音声が聞き取りにくくなります。ADECIAは部屋の特性に起因する残響成分を抑圧処理することにより、相手先に明瞭な音声を届けます。
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